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11月10日はNP民が大好きリクルートの2015年4〜9月期の決算を眺めよう。
リクルートはその働き方や働いている人たちに特徴があるかもしれんが財務諸表は普通の企業や。
この記事は肩の力を抜いて読んでくれやで。
◾️リクルート最高!最高の職場!最高の仲間!創造と挑戦がここにある!
はいはい。
リクルートは11月10日、2015年4〜9月期の連結決算を発表した。
せっかくだから、今日は段階利益についてお勉強しようか。
企業の損益計算書(PL)には、売上高、営業利益、経常利益、純利益がある。
まずは、前年同期比19%増の売上高からや。
◾️売り上げが19%も増えた!最高!やっぱりリクルートがナンバーワン!
はいはい。
前回のブリヂストンの記事で連結グループについてちょっと話をしたよな。
リクルートは15年7〜9月期から買収したオーストラリアの人材派遣のチャンドラー社の売り上げをグループに足したんや。
買収した企業がリクルートグループに参入したわけや。
ちな、銀行から金を借りて赤字企業を買収しても連結グループでの売り上げは伸びる。
大企業の決算を見る場合、売上高なんてどうでもいいわ。
売上高の増減が本質的な議論になるのってマレマッメやで。(ベンチャーは違うで)
自動車企業なら販売台数を見るべきだし半導体企業なら受注を見るべきかな。
リクルートやソフトバンク、総合商社のように買収が多い企業では売上高を気にしない方が良い。
次、営業利益は前年同期比2%減の522億円について。
◾️ぐぬぬ…。だって、堀北真希(のれん)が!
はいはい。
リクルートの営業減益の要因は堀北真希(のれん)が主な要因や。
2015年4〜9月期のキャッシュフロー計算書を見ると、堀北真希(のれん)償却額が前年同期から50億円増えとる。
堀北真希(のれん)の費用がなければ営業利益は増えていたようや。
前回の記事では説明していなかったが、堀北真希(のれん)は日本の会計基準では定期的に費用にしていくんや。
言ったろ?繰延税金資産(広末)と違って、堀北真希(のれん)はサバサバしとるんや。
250億円の堀北真希(のれん)が企業にあったら、5年間で毎年50億円ぐらいにして費用にしていくんや。
堀北真希(のれん)は企業を買収した時の希望を会計上で表現したものなんやが、日本風の堀北真希(のれん)はドライなので5〜20年ぐらいで定期的に消えていくんや。
なんで?
男も女も、青春時代は二度と取り戻せないからさ。
◾️峰岸社長はEBITDAが大事だって言っています!
はいはい。
EBITDAとは営業利益から減価償却費と堀北真希(のれん)償却費を除いた金額や。
なんでそんな謎の指標があるのか?
堀北真希(のれん)を定期的に費用にするのって会計上の数字なんや。
堀北真希(のれん)の費用ってただエクセル上でピッて動かすだけやで。
本当にそうやで。お金とか一切動いてないやで。
なんかそれっておかしくね?って思った人がEBITDAって指標を考えたんや。
リクルートの2015年4〜9月期のEBITDAは前年同期比9%増の937億円だった。
◾️ドヤァ!EBITDAの9%増ドヤァ!
はいはい。
ここは人によって意見の別れるところなんだけど、ワイはEBITDAって数字は嫌い。
だって、のれん償却費と減価償却費を無視するんだったら、1円でも黒字の企業を買収したらEBITDAはプラスになるやん。
銀行から利息1%で1000億円借りて、純利益が11億円超の会社を買収すればEBITDAはプラスになるやろ。
堀北真希(のれん)の償却費用は会計上の数字だけで意味がない!って言う経営者の気持ちはわかるが、EBITDAって大企業がドヤ顔で使うものか?
ちな、ソフトバンクもドヤ顔でEBITDAを使っとる。
◾️リクルートの今回の決算は投資家にとって最も重要な純利益が14%増だぞ!オラァ!
はいはい。
投資有価証券売却益55億円とか段階取得に係る差益18億円が特別利益にあるやん。
この内容?決算説明資料にないからわからん。
調べればわかるかも知れないけど、もう疲れたわ。
◾️まとめ
リクルートの決算資料はEBITDAをアピールし過ぎ。
そこまで言うなら、買収した各企業の堀北真希(のれん)の償却費用を開示しろや。
この辺は人によって評価が分かれるけどね。
ワイはEBITDAが嫌い。
ちなワイ、昔からリクルートに知り合いが何人かいる。
直接会ったことのあるリクルートの従業員は好きだけど、会社のスタイルは苦手。
〜〜免責・注意事項〜〜
文中の定義は色々あるんやが、全てリクルート方式で統一したんやで。
EBITDAを生みだしたのは誰とか歴史を全然知らんのやで。
経常利益は今回は触れないでええやろ。