SKE48運営の上場企業が乃木坂46も傘下に KeyHolder(キーホルダー)、秋元康氏の関与強まる





SKE48運営の上場企業が乃木坂46も傘下に KeyHolder(キーホルダー)、秋元康氏の関与強まる

不動産運営やエンターテインメント事業を手がける上場企業のKeyHolder(キーホルダー)社は5月14日、女性アイドルグループ「乃木坂46」の運営かつ芸能プロダクション会社の株を取得すると発表した。

キーホルダー社が株を取得するのは乃木坂46の運営などを担う「乃木坂46合同会社」の持分の50%を保有する株式会社ノース・リバーの全株式。

キーホルダー社にとってノース・リバー社は連結子会社となり、乃木坂46合同会社は持分法適用会社となる。

ノース・リバー社は2011年に設立、「坂道シリーズ」「AKB48グループ」などのアイドルグループや、芸能人・著名人の移動における車両サービス事業を行う。

(キーホルダー社の公式リリース:株式会社ノース・リバーの全株式取得に向けた基本合意書締結に関するお知らせ株式会社ノース・リバーの全株式取得に向けた基本合意書締結に関するお知らせ

ややこしいが、キーホルダー社は乃木坂46の運営を行う「乃木坂46合同会社」の50%の持分を持つ芸能人の車両サービス事業「ノース・リバー社」を傘下に納める事になる。

ノース・リバー社の代表取締役は北川謙二氏で、株主は秋元康氏(45%)、京楽産業(35%)、株式会社AKS(15%)、秋元伸介氏(5%)だった。

ノース・リバー社の2019年11月期の売上高は96億円で経常利益は25億円、純利益は18億円。

キーホルダー社がノース・リバー社の株式を取得する金額は、第三者機関が算定する事業価値算定書などを参考として、既存株主(秋元康氏など)との間で協議のうえ、決定する。




キーホルダー社は2019年にAKB48の運営会社AKSからSKE48事業を30億円で買収。

秋元康氏に対してキーホルダー社の新株予約権を付与するなど関係が深まっている。

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