HKT48の曲名が「メロンジュース」である理由とは
こんにちは!
経済誌キュレーションドットコムです。
2016年9月10日、広島東洋カープが25年ぶりのセリーグ優勝を達成しました。
暑い夏が終わり、今年もまた秋がやってきます。
そんな時期には夏の余韻に浸るためにメロンジュースを飲みたくなりますね。
メロンジュースと言えば、アイドルグループHKT48が2013年9月4日に発売した2枚目のシングル「メロンジュース」が有名です。
宮脇咲良や兒玉遥など若きHKT48のメンバーとベテランの指原莉乃が激しく踊る名曲ですね。
厳しいビジネス社会を生きている大人であれば、ここで立ち止まって考えてみましょう。
メロンでもみかんでもオレンジでも良いのではないか
オレンジ、リンゴなどフルーツジュースの選択肢はたくさんあります。
なぜ、作詞家の秋元康氏はメロンジュースを選んだのでしょうか。
あるコンサルタント会社の社長はこう指摘します。
「片想い中の女の子の青春の甘さはを表現するには、酸味のあるみかんやオレンジではなく、やっぱりメロンジュース」
なるほど、たしかにみかんやオレンジには酸味があります。
青春の甘酸っぱさではなく、とろけるような青春を表現するにはメロンの方が適切そうです。
あれ、メロンジュースってメロンの味がしましたっけ?
メロンジュースにはメロンの味はしない!
メロンジュースはメロンの味がしませんよね。
メロンジュースの成分は甘い水、緑色の色素、メロン味の香料で構成されています。
甘さと見た目、香りによって「メロンっぽさ」を表現しているのがメロンジュースの実態です。
メロンジュースとはメロンの名を冠しながら、メロンは使用されていないのです。
極論を言えば、メロンジュースとは偽物の意味が含まれます。
秋元康氏がメロンジュースで表現したかったこと
つまり、秋元康氏はメロンジュースを若い女性アイドルに歌わせて、こう伝えたいのです。
・若い女の子の青春には本物かどうかなんて関係ない
・雰囲気だけで飲み込まれてしまう弱さがある
・だけど、偽物を本物と同じようにできるほどの勢いがある
メロンジュースには深い意味が込められていたのですね。
あなたは、電車に乗るときは連結の辺りにいませんか?
前の車両をチラ見していませんか?
つり革につながるあの人の右腕を見ていませんか?
だから?