浅草で「ちはやふる展」が大盛況
東京・浅草で「ちはやふる聖地プロジェクト、ちはやふる展」が22日から23日かけて開催した。
日本全国を熱狂の渦に巻き込んでいる漫画「ちはやふる」。
その実写映画が広瀬すずらを中心に2016年春に公開されて日本全国の人々の心を鷲掴みにした。
映画「ちはやふる」の主なロケ地は滋賀県大津市・福井県あわら市・東京都府中市の3つ。
その3市が共同して東京の浅草にある「まるごとにっぽん」のイベントスペースにて「ちはやふる」パネル展やグッズ販売などのイベントを行った。
3市の自慢のご当地キャラクター大津市の「おおつ光ルくん」、あわら市の「湯巡権三(ゆめぐりごんぞう)」、府中市の「古都美ちゃん(ことみちゃん)」も集まりイベントは大成功に終わった。
ちはやふるでの強豪・北央学園のモデル、私立暁星高校かるた部のデモンストレーションを開催
2016年10月の「ちはやふる聖地プロジェクト、ちはやふる展」では漫画ちはやふるに出てくる強豪・北央学園のモデル、私立暁星高校かるた部のデモンストレーションを行った。
暁星高校競技かるた部は1990年創部、2016年の全国高校かるた選手権では9連覇を成し遂げた超強豪校だ。
デモンストレーションでは暁星高校競技かるた部の主将にして個人戦の優勝者の東選手、1年生エースの松島選手の対決が行われた。
競技かるたの全国トップのスピードの動画がこちらだ。
電光石火!稲光!と叫ばずにはいられない。
大勢の観客が至近距離で見守り、騒がしいイベントスペースでの集中力は凄まじい。
静止画で写真を撮ろうとしても瞬間を掴みきれないスピードだ。
デモンストレーションでの勝敗は高校生王者の東選手が7-0で勝利した。
今回は通常の試合と異なり札の数を50枚から40枚に減らし、空札も極力なくすルール。
勝利後のインタビューでは東選手は「7枚差ではなく18枚差ぐらいで勝ちたかった」と話し、松島選手も「悔しい」と述べる。
競技かるたに青春のすべてを懸けている若者たちの魂の言葉に会場は心を打たれた。
「ちはやふる」が日本をけん引する
漫画「ちはやふる」の人気が高まり、実際の競技かるたに熱中する人々が増えている。
実写版映画「ちはやふる」はさらに多くの人々に競技かるたに目を向けさせ、若者の未来と日本経済をけん引している。
これからも、人類にとって「ちはやふる」から目を離せない日々が続いていく。
注
写真撮影:経済誌キュレーションドットコム
(関係各位より画像の許可は得ております)