20代の行動力ある男性は土曜日に飲み会をオファー、そこから実現にたどり着くまで3日間しか経たない早業だった。
ネットでのオフ会など人生初めてのkaikei。急遽の飲み会にもかかわらず、参加者は6人になるという。
19時品川と約束したものの、18時に突然ちょっとした仕事が舞い降りてkaikeiは焦る。
19時30分に指定の居酒屋に到着。小洒落た店でなく、普通の居酒屋で安心感が広がる。
予約者の名前を伝えるとそこには4人の男女が座って酒を飲んでいた。
「きょうはkaikeiさんが主役ですから」
促されるままに中央の席に座る。普段の飲み会で率先してメインの場所に陣取るkaikeiにとって違和感はない。
見ず知らずの人間たちとの飲み会。聞けば、ほぼ全員が初対面という。
飲み会で鉄板の自己紹介は全てが謎に包まれているため使いにくい。初対面の飲み会の序盤をどうこなすか、難しい判断が迫られた。
「ブロンズセイントです」「リア充です」
その一言で、誰か理解できるのがネット社会だ。誰もが想定より穏やかな顔つき。
オフ会のベテランもいる一方で、オフ会の初心者も多い。共通の話題といえばNPしかない。
ネットよりもリアルでのトークに本音が出る。NPについては真剣な議論が交わされた。ネットでは書けないNPの深い議論だ。
「俺って何歳に見える?」
kaikeiが得意のネタを使う。合コンだけでなく会社関係の飲み会でオッサン相手にさえ使う。
しかし、今までのNPのコメントから普段の回答より上の年齢が出てしまう。
ブロンズセイントとkaikeiで、お互いの年齢の差だけは同じ思いだったことが印象的だ。
飲み会の途中でNPに記事を一本あげたが、写真が上手くアップできずに諦める。
リア充の顔を即興で書き、馬のお面を被って参加者で写真も撮った。
飲み会中にパソコンをいじって実況中継をしなかったのは、それだけ飲み会が盛り上がった証左だ。
ぶっちゃけワイ、後半をあんまり覚えていない。
やや記憶を飛ばしたようだ。
それもまた、kaikeiのいつもの飲み会である。
(終わり)