ワイやで。
では、ワイが思う世界で最高の漫画を紹介しよう。
「寄生獣」だ。
普通の高校生、新一の右腕に人間を食べる異形の生物「寄生獣」が宿る。
人間・新一と寄生獣・ミギーが一緒になり、人間対寄生獣の戦いを生きていくお話や。
もうね、全てが面白いのよ。
序盤は新一がミギーとの生活に適応できないながらも、他の寄生獣に襲われるために仕方なく戦うわけよ。
最初に戦う敵は寄生獣の「A」。
学校現場で戦うわけだが、ミギーが防御に徹し新一が攻撃を担当することで「A」を殺す。
それから新一とミギーの奇妙な共生関係が始まっていくわけよ。
寄生獣でどのシーンが一番好きかって?
ダントツにこれ。
後藤との戦いに敗れた時やね。
三木(三人分)でさえ大苦戦なのに後藤(五人分)が出てきた時の恐怖は凄まじいで。
市役所での後藤の強さを知った身としては、もう後藤には勝てねえよってなるで。
しかもミギーが死んでしまう。
自分の右腕以上の存在がなくなる虚無感。
「これが死か…」
ちな、市役所での多数の寄生獣対人間の戦いに主人公の新一が絡まないのも良い。
寄生獣は「突然、地球に異形の化け物がやってくる」って言う突拍子もない話なんだけど、内容がリアルなんだよね。
教師の田村もリアルだよな。単純に寄生獣であることを良しとせず自分が何者であるかを悩むんや。
子供を育てる寄生獣という矛盾を全身全霊で表現しておる。
感情が下手くそな草野さんとは違うんだよなぁ。
ワイも人間のまねをして、大声で笑ってみようかしら。
なお、寄生獣が連載していたのは1990年の頃や。
今では人類がどうこう、地球環境がどうこうなんて漫画は溢れている。
でも当時は違かったんだよな。
すっげえ斬新だったんよ。寄生獣のテイストの漫画は。
人間とは一体なんなのか、この傲慢な生き物に未来を与えるべきなのか。
人類の生き様を問う漫画なんてなかったんよ。
寄生獣は深いで。25年たっても色あせない漫画はそうないで。
なお、ワイ。加奈ちゃんのことが大好きでした。
◾️まとめ
ワイは寄生獣が大好き。
ミギー大好き、新一大好き。
パパも大好き。顎(ジョー)も大好き。
田村はすっごい好き。後藤も嫌いじゃないぜ。
そして、加奈ちゃん大好きだったぜ。