N国・立花党首会見「NHKは総務委員会の先生にAKBのチケット」 立花孝志氏の在職時代にAKBは存在しないが
「NHKをぶっ壊す」のフレーズで有名なNHKから国民を守る党の立花孝志党首の発言が連日で話題だ。
立花氏は8日、国会内で記者会見してNHKが国会議員にサッカーワールドカップ(W杯)のチケットなどを配っていたと暴露した。
(参考:N国・立花党首会見「NHKは国会議員にW杯チケット配っていた」)
NHK予算は国会が承認、会長を決めるNHK最高意思決定機関の経営委員会の委員も内閣が決めるため、NHKが政権に忖度するのは自然な流れという。
さらに「野党でも、総務委員会の先生には紅白とかAKBのチケットを持っていきたくなる。実際、僕は持っていった」と明らかにした。
ネットでは立花氏がNHKを糾弾する姿勢に絶賛の声が溢れた。
一方、経済誌キュレーションドットコムの賢明な読者であれば、この時点で違和感を覚えるはずだ。
「立花氏がNHK在職時にAKBはまだ設立していなかったのでは?」
【2019年現在のAKB48の(本誌の)エース、チーム8(奈良県代表)とチーム4兼任の大西桃香さん】
今日は浴衣だったよ!明るい紫色で普段着ない色やからなんか新鮮でした💜💟
久しぶりの握手会で本当に楽しかった!暑いのに来てくださった皆さま 本当にありがとうございました😊✨
今日はゆっくり休んで下さい🙆♀️
そして明日の握手会も よろしくお願いします🙇♀️ #拡散希望 pic.twitter.com/h0Yvlh48Kx— 大西桃香 (@momo_0x0_920) August 9, 2019
NHKから国民を守る党の公式サイトによると、立花氏は1986年4月にNHK入局。
2005年4月に週刊文春でNHKの不正経理を内部告発して、2005年7月にNHKを依願退職した。
一方、女性アイドルグループAKB48は2005年12月8日に東京・秋葉原を拠点として活動を開始した。
立花氏がNHK在職時代にAKBは存在しないことになる。
付け加えればAKBは設立時代、全く客が入らない「地下アイドル」の時代が長く続いた。
一番最初のAKB劇場公演では250人前後のキャパシティーの会場に対して入った客はたったの7人(神7の本来の意味はこの客のこと)。
「秋元康プロデュース」という触れ込みにも関わらずまったく売れず、初期メンバーである前田敦子や小嶋陽菜、峯岸みなみなどが楽屋で愚痴をこぼす時期が続いた。
世間的にやや名前が知れ渡ったのは2008年10月発売のメジャー10作目のシングル「大声ダイヤモンド」あたり。
2009年の第一回目となる「AKB総選挙」をメディアが取り上げ賛否両論の声が湧き上がる。
2010年5月発売のメジャー16作目のシングル「ポニーテールとシュシュ」で人気が爆発した。
AKBのチケットが国会議員にとっても魅力的になるのは早くても(本当に早くても)、初のドーム公演となった2011年7月の西武ドームでの「よっしゃぁ~行くぞぉ~! in 西武ドーム」だろう。
当時、NMBに入ったばかりの城恵理子が「ロマンスかくれんぼ」をソロで歌ったのは懐かしい思い出だ。
まあいい。
立花氏はあくまで「AKBのチケットを持っていきたくなる」と例示しただけであって、実際に渡したのはNHK紅白歌合戦のチケットなのだろう。
【2019年現在のAKB48の(一般的な)エース、AKB48のTeam4・STU48兼任の岡田奈々さんとAKB48のTeam4キャプテンの村山彩希さん】
3ヶ月振りの
個別握手会 in 幕張メッセ
1日目は青のゆかた着ました🦋👗
久々に手を握って 気持ちを言い合えて
しあわせ感じました …☺️
ありがとうございました 🌸 pic.twitter.com/6fQsfHvDZa— 岡田 奈々 (@okadanana_1107) August 9, 2019