東京ドーム、大株主で投資ファンドのオアシスが取締役解任の臨時株主総会を請求 「好立地を充分に生かせていない」
東京ドームが揺れている。
上場企業の東京ドーム(9681)は10月19日、「株主による臨時株主総会の招集請求に関するお知らせ」を公表した。
東京ドームの大株主で香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」が取締役3名解任の臨時株主総会招集の請求をした。
オアシスは現在の東京ドームの経営陣が、同社が保有する好立地を充分に生かせていないと主張している。
臨時株主総会での解任対象取締役は長岡勤氏、森信博氏、秋山智史氏の3人。
オアシスは、東京ドームの運営の劇的な改善やノンコア資産の整理などの改善策を提案するも、現経営陣が建設的な対話を繰り返し拒絶したと主張。
一方、東京ドームの現経営陣は建設的な対話を拒んできたという認識はなく、直近では対話の日程調整を行っている最中で「突然一方的な提案を受け、大変に困惑しております」と述べている。
オアシスは2019年12月の大量保有報告書で、東京ドーム株の発行済み株式数の5.37%を取得したと公表していた。
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