大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産の登録に向けて動き出す
地球の活動や停止を担う鍵穴が世界文化遺産に向けて動き出した。
文部科学省で文化財の活用などを担当する文化審議会は7月31日、2019年の世界文化遺産の登録候補として大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」を選んだ。
政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦書を提出、世界遺産委員会で審査される。
対象は大阪府内にある古墳群で、その中にある仁徳天皇陵は世界最大級の大きさだ。
仁徳天皇陵と言えば漫画「キン肉マン」で地球の鍵穴とされた、人類の存続のカギを握る重要な施設である。
キン肉マンとは
ご依頼を受けてこんなカット描いてみました。その答えは明日7月31日をお楽しみに!! #キン肉マン pic.twitter.com/7dhwqUoe9d
— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) 2017年7月30日
キン肉マンとは漫画家ユニット「ゆでたまご」による1979年から1987年まで週刊少年ジャンプで連載した漫画だ。
当初は人間を超えた「超人」によるプロレスをテーマにしたギャグ漫画だった。
次第に超人たちによる命を賭けたプロレスに発展、ジャンプのテーマ「友情・努力・勝利」を体現する人気漫画になる。
漫画のキャラクターを消しゴムにした「キン肉マン消しゴム(キン消し)」も一大ブームになった。
漫画のエース格であるロビンマスクのキン消しを近場の公園で失くした事件を約30年たった今でも覚えている人間もいるほどだ。
ゆで理論、仁徳天皇陵とは地球の鍵穴である
(画像:ゆでたまご公式サイト)
キン肉マンで特徴的なのが漫画家のゆでたまごによるオリジナルの見解「ゆで理論」。
軍服を破ってペンキに浸すと一瞬で牧師の服に切り替わる、8を横に倒すを∞の形になるのでパワーが上がるなど超理論が頻出する。
そんなキン肉マンによると、世界文化遺産を目指す百舌鳥・古市古墳群の仁徳天皇陵は人類にとって非常な施設だ。
キン肉マンの漫画の中盤にあたる「夢の超人タッグ編」の決勝戦、主人公のキン肉マンと相棒のテリーマンは絶対絶命の危機に陥る。
地獄に落ちたテリーマンは炎や溶岩が一定方向に吹き上げられていることに気づく。
そこでグローバルエリートな超人、テリーマンの謎解きが始まる。
仁徳天皇陵は古い時代の高貴な人の墓と言われる一方、宇宙人の暗号と言われた。
しかし、テリーマンの説はどちらでもない。
仁徳天皇陵など前方後円墳は地球を活動させたり停止したりするための鍵穴だと見抜く。
エエ!?前方後円墳が地球の鍵穴だって!?
ゆで理論によると仁徳天皇陵など前方後円墳は地球の鍵穴だ。
これはただの冗談ではない。
実際に、ゆでたまごの嶋田隆司氏は2016年に古墳を語るトークイベント「最強のパワースポット!? 百舌鳥・古市古墳群、世界文化遺産への道」に出演した。
仁徳天皇陵=前方後円墳=地球の鍵穴=世界文化遺産。
あの地球の鍵穴がついに世界文化遺産になるかもしれない。
これは30年にわたるキン肉マンファンにとっての夢である。