グローバルエリートが見るべき2017年夏のドラマ2選


グローバルエリートが見るべき2017年のドラマ2選

日本や米国、中国やインドなどで働くグローバルエリートは多忙だ。

秒単位のスケジュールで生きるグローバルエリート。

彼らはパズドラやクラッシュオブクラン(クラクラ)、クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)やキャプテン翼などのスマホアプリには熱中せず、余暇でさえもビジネスの種を探し求める。

そんなグローバルエリートが2017年に見るべき日本のドラマを2本、紹介する。

メディア界の関ヶ原の合戦、挑むはガッキー


グローバルエリートも注目する2017年7月17日、ガッキーこと新垣結衣の復活だ。

7月からフジテレビは人気のドラマ枠「月9」において「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON」を放送する。

2016年のドラマ「逃げ恥」で大ブームを巻き起こし、今が全盛期のガッキーが再び連続ドラマに出演する。

第3期となるコードブルーではガッキーに山P、戸田恵梨香に加えて新木優子や馬場ふみかなど新星も加わる。

全盛期で人気の俳優を集めて視聴率が取れないようであれば、フジテレビだけでなく既存の大手マスメディアの敗北だ。

インターネットの発展、一般人の作成する動画技術の向上(ユーチューバー)などにより、既存のテレビ局の劣勢が続いている。

日本ではフジテレビの持ち株会社であるフジメディアホールディングスを筆頭にテレビ局は上場会社になっており、収益源の柱であるドラマの視聴率は日本経済の先行きを占う。

グローバルエリートは既存の大手メディアの成長余力を見ながら今後の投資先、買収方針、自身が身につけるべきスキルを考える。

2017年以降のメディアの中心は大手のテレビ局や新聞社なのか、ユーチューバーやまとめサイトなのか、キュレーションドットコムなのか。

この夏のコードブルーの放送はメディア界の関ヶ原の合戦となる。

本物は本物を知る、窪田正孝


本物は本物を知る。

グローバルエリートから評価の高い俳優が日本にいる窪田正孝だ。

人気漫画「スラムダンク」で日本の若手俳優を例えるなら海南の牧が藤原竜也(35)、陵南の仙道が窪田正孝(28)だろう。

なお、この場合の湘北の流川は福士蒼汰(24)。

窪田正孝が主演、新田真剣佑や永野芽郁、間宮祥太朗や葉山奨之など本物だらけの若手俳優陣によるドラマが「僕たちがやりました」。

ドラマの内容も高校生が学校爆破事件を起こして逃亡劇を始めるエグいストーリーで漫画通には有名な金城宗幸が原作だ。

「僕たちがやりました」はコードブルーのように完成された人々の人気作品の続編と違い、現在のテレビ局が質だけに拘った挑戦的な作品となる。

「コードブルー」と「僕たちがやりました」が大人気にならないようであれば、2018年以降の動画の世界の中心に既存のテレビ局はいないだろう。

グローバルエリート、「コードブルー続編」と「僕やり」を見て動く

グローバルエリートは考えている。

既存のテレビ局の再生を狙うべきか、ユーチューバーを育成するべきか、動画でのキュレーションサイトを創造するべきか。

既にインターネットのテキストベースの世界では既存の大手メディアから新興のネットメディアや個人に脚光が移っている。

同じように動画の世界は変わるのか、既存のテレビ局はネットと共に歩けるのか。

2017年の夏、グローバルエリートが注目する戦いは新垣結衣と窪田正孝の手に委ねられた。





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