アメリカ、平均時給4500円 月収で約70万円に 米雇用統計
アメリカでの物価上昇が止まらない。
米労働省が5月5日に発表した4月の雇用統計によると、アメリカでの平均時給は前年同月比4.4%増の33.36ドルと日本円換算(1ドル=135円)で4500円まで上昇した。
1日7時間労働の週休2日での月収に換算すると、約70万円に達する。
アメリカでの平均時給は10年間前の24ドル前後(現在の為替相場換算で3200円)から4割ほど上昇した。
4月の失業率は3.4%と半世紀ぶりの低水準で圧倒的な人手不足となり、経営者より労働者が優位な状態だ。
(リンク、米国労働統計局:季節調整済みの業種別民間非農業部門従業員の平均時給と週給)
一方、日本の時給は正社員で2000円前後、アルバイトでは1000〜1100円の推移が続いている。
(リンク、厚生労働省:正規雇用労働者・非正規雇用労働者の賃金の推移)
もっとも、アメリカでは物価が高く生活がラクではないとの声は多い。
ニューヨークでのビックマックの価格は10.48ドルで円換算は1,400円と日本の450円の3倍だ。
SNSではラーメンが1杯3,000円、水でも700円との悲鳴が聞こえる。
(リンク、マクドナルド:Big Mac Meal in McDonald’s)
アメリカでの一攫千金を夢見る馬
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