朝日新聞、赤字に転落 連結で営業損失4億円、単体は税引前の純損失40億円の大赤字 2023年3月期
朝日新聞社の経営は苦境に立たされている。
テレビ朝日ホールディングスや朝日放送グループホールディングスなど朝日新聞関連の上場企業は5月26日、「親会社等の中間決算に関するお知らせ」を公表した。
(リンク:朝日新聞社2023年3月期決算短信)
朝日新聞社の2023年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比2%減の2670億円。
営業損益は4億円の赤字(前年同期は95億円の黒字)、純利益は前期比80%減の25億円だった。
連結グループ上では投資先の利益である持分法による投資利益54億円を計上して最終損益の赤字は回避した。
一方、朝日新聞社単体では大幅な赤字に落ち込んだ。
売上高は前期比3%減の1819億円に止まったものの、営業損益は19億円の赤字(前期は79億円の黒字)だった。
さらに早期割増退職金41億円、減損損失24億円を特別損失に計上し、税引前最終損益は純損失40億円(前期は99億円の黒字)だった。
決算短信では部門別の損益は公表されない。
6月に開示される有価証券報告書で新聞と不動産業の部門別の損益が公表される。
【参考】朝日新聞、2023年3月31日時点の大株主の状況
朝日新聞社に向けてBiSHのオーケストラを恐山で奏でる浴衣女子
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