三木谷氏、新経済連盟代表として「Go Toトラベル事業の延期に関する緊急申し入れ」 楽天トラベルの特集は「再考」
楽天の会長兼社長で新経済連盟の代表理事である三木谷浩史氏が「Go To トラベルキャンペーン」に異議を唱えた。
三木谷氏は新経済連盟の代表理事として7月18日、「Go Toトラベル事業の延期に関する緊急申し入れ」を発表した。
・申し入れ事項
1.上記事業の事業開始日について、コロナ問題の状況を十分に見極めたうえで、コロナがまん延するリスクが極小化したと判断できるまで延期。
2.旅行観光宿泊業などに対する資金繰り対策等の経済的支援。従前からの支援措置等の継続。よりきめ細やかな、新施策の設計、施行。
流石にGoToは、感染が落ち着いてからにしないと行けないと思う。政府は、これを決定したタイミングではこのように陽性患者が急増するとは想定していなかったはずなので、臨機応変な対応をして欲しい。
— 三木谷浩史 H. Mikitani (@hmikitani) July 17, 2020
三木谷氏はGo Toトラベル事業の延期の必要性を主張。
自身が運営する旅行会社の楽天トラベルがGoToトラベルキャンペーンを特集している事についてツイッターで聞かれると、「現場には現場の判断があるとは思いますが、再考するようにお願いしました」と答えた。
(楽天トラベル:Go To キャンペーンの最新お得情報!)
一方、観光業界の現状は壊滅的だ。
観光庁が7月17日に発表した、主要旅行業者の2020年5月の総取扱額は前年の3914億円から95億円と前年同月比98%減少した。
(観光庁:主要旅行業者の旅行取扱状況速報(令和2年5月分))
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