コロナ禍でインターネットの通信量が6割増 総務省調査、平日昼間にトラフィックが大幅増
コロナ禍でインターネットのトラフィック(通信量)が大幅に増えている実態が明らかになってきた。
総務省は7月31日、「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算」を公表した。
2020年5月のトラフィックでは、前年同月比57.4%増の「約19.0Tbps(1日あたり約205PB)」だった。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため在宅時間が増えたことでインターネットの通信量が急激に増加。
前回集計の2019年11月のタイミングでは、前年同月比15.2%増の「約12.7Tbps(1日あたり約137PB)」だったため、その伸びは明確だ。
時間帯別に見ても平日昼間の伸びが著しい。
インターネットの通信量は夕方〜夜にかけて最も大きくなる。
ただ、2020年5月を見ると平日昼間の通信量が顕著に伸びている。
通信・チアガール業界に詳しい360氏は「大手通信会社は通常トラフィックに対して2倍以上の余裕を持たせており、今回のトラフィック60%増であれば、コアネットワークで低速化はすれども通信に支障は生じないように運用されている」と述べた。
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