地方自治体が公式で移住者に「都会風やめて」が話題「品定めされることは自然」など【池田暮らしの七か条】

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地方自治体が公式で移住者に「都会風やめて」が話題　　「品定めされることは自然」など【池田暮らしの七か条】

地方自治体の移住者への提言が物議を醸している。

福井県池田町の広報誌は移住者に向けて「池田暮らしの七か条」を公表（更新日2023年1月27日時点）。

そこには「これまでの都市暮らしと違うからといって都会風を吹かさないよう心掛けてください」などと記載されていることからネットで大きな反響を呼んでいる。

（リンク：池田暮らしの七か条）

【情報発信元：福井県今立郡池田町、総務財政課】

第１条集落の一員であること、池田町民であることを自覚してください。
第２条参加、出役を求められる地域行事の多さとともに、都市にはなかった面倒さの存在を自覚し協力してください。
第３条集落は小さな共同社会であり、支え合いの多くの習慣があることを理解してください。
第４条今までの自己価値観を押し付けないこと。また都会暮らしを地域に押し付けないよう心掛けてください。
第５条プライバシーが無いと感じるお節介があること、また多くの人々の注目と品定めがなされていることを自覚してください。
第６条集落や地域においての、濃い人間関係を積極的に楽しむ姿勢を持ってください。
第７条時として自然は脅威となることを自覚してください。特に大雪は暮らしに多大な影響を与えることから、ご近所の助け合いを心掛けてください。

（リンク：福井県池田町「池田暮らしの七か条」「池田暮らしのテキスト」について）

福井県池田町の人口は約2300人。

共同通信によると、「池田暮らしの七か条」に対して現在の移住者から批判が上がっているものの、池田町は修正予定はないという。

（リンク：移住者に「都会風やめて」　広報誌に提言、福井・池田）

報道に対しては「こんな街に住みたくない」「典型的なムラ社会」「滅びるだけ」と池田町を批判する声が上がった。

一方で、「移住者が誤解しないためにはむしろ良い表現」「お互いに嫌な思いをしなくて良い」と池田町の対応を評価する声もあった。