「日銀新総裁、植田和男氏を起用へ」で大混乱 為替は円高、SNSでは「誰だよ」「サプライズすぎる」





「日銀新総裁、植田和男氏を起用へ」で大混乱 為替は円高、SNSでは「誰だよ」「サプライズすぎる」

日銀の新総裁を巡って大混乱が起きている。

日本経済新聞社は2月10日16時、「日銀新総裁、植田和男氏を起用へ 経済学者で元審議委員」と報じた。

リンク:日銀新総裁、植田和男氏を起用へ 経済学者で元審議委員

また、NHKも16時台のニュース速報で「日銀総裁に経済学者の植田和男氏 岸田首相が起用の意向固める」と報じた。

政府は日銀の黒田東彦総裁(78)の後任に、経済学者の植田和男氏(71)を起用するという。

SNSでは「誰だよ」「サプライズすぎる」との声が上がっている。

報道を受けて、外国為替市場では円は対ドルで、1ドル=131円50銭前後から130円75銭程度まで一気に円高方向に進行した。

各メディアによると、政府は黒田氏の後任総裁として雨宮正佳副総裁に打診したものの、雨宮氏が辞退したという。

植田和男とは

植田氏は元日銀審議委員で、専門はマクロ経済学、金融論。

植田氏は1985~1987年には大蔵省財政金融研究所主任研究官を務めた。

1998〜2005年に日銀の政策委員会審議委員としてゼロ金利政策や量的金融緩和政策の導入に立ち会う。

2005年から東京大学大学院経済学研究科教授、2017年には東京大学名誉教授となり同年に共立女子大学教授に就任した。

植田氏の著作には「大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる(中経出版、2017)」などがある。

また、植田氏は2022年7月6日の日経新聞の連載「経済教室」で日本経済の物価について「持続的な2%インフレ達成への道のりはまだ遠い」などと指摘している。

(リンク:日本、拙速な引き締め避けよ 物価上昇局面の金融政策 植田和男・共立女子大学教授


大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる (角川文庫)




日銀審議委員を目指す女子大生の動画




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