コロナ禍で高級リゾートが提案「自粛警察の皆様、お疲れ様です!プラン」 石川県加賀市の山代温泉「森の栖 リゾート&スパ」
新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が悪化している高級リゾートが斬新なプランを提案している。
石川県加賀市の山代温泉「森の栖 リゾート&スパ」は5月13日、公式サイトで新しい宿泊プランを発表した。
6月1日~30日の営業日に宿泊する新プランの名称は「自粛警察の皆様お疲れ様です!プラン」。
必殺技「ハリガミカッター」や「SNSファイヤー」などを駆使して正義感が溢れ出しすぎている自粛警察の人々に対し、安らぎを届けるのが狙い。
(プラン詳細:自粛警察の皆様、お疲れ様です!プラン)
新プランでは森を眺める客室で1泊し、夕食は最上級会席コースを提供。
朝食はリスクの少ないお膳スタイルで、間隔を広くとったレストランのテーブル席によりソーシャルディスタンスを確保する。
宿泊代の半分は石川県の最前線でコロナと戦う「医療従事者の皆様とそのご家族」への宿泊券として、7月に石川県医療労働組合などに寄付する。
新プランは大人2人だと1人あたり3万5000円前後の料金だ。
「森の栖 リゾート&スパ」の個室ダイニング「こま蔵」では華やかにライトアップされたプールを臨みながらとっておきの食事で北陸の日本酒を楽しめる。
温泉は森の中にいるかのような緑に囲まれた浴場で、木のぬくもりを肌で感じながらくつろげる。
自粛警察にも温泉での憩いを提案する粋なプランと言える。
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