小室哲哉特集1、「世界のTK」を徹底解説
日本でもっとも優れた音楽家は誰か?
音楽ファンたちの議題で必ずあがる一人の男が、世界のTK(てぃーけー)こと小室哲哉だ。
1990年代には小室ファミリーの名で日本中を席巻、ミリオンセールスを連発した音楽プロデューサーだ。
小室哲哉は2016年11月27日、58歳の誕生日を迎えた。
小室哲哉とはいったい何者で、どんな音楽を生み出し、ファンからどう愛されているのか?
経済誌「キュレーションドットコム」が2016年の年末企画として小室哲哉の特集記事を連載する
小室哲哉はミュージシャン
— TK_staff (@TK_staff) October 19, 2016
小室哲哉は1958年11月27日に東京都府中で生まれた。
3歳から東京芸術大学教授の下でヴァイオリンのレッスンを始め、小学生でクラシックのインストゥルメンタルの楽曲を作った。
小学5年生の時に母がエレクトーンを購入。
後に小室哲哉の代名詞ともなる鍵盤楽器との出会いだ。
早稲田実業学校高等部商業科に入学、TKはクラスメイトの半数以上の作曲の宿題を頼まれるほどの才覚を現す。
早稲田大学社会科学部に進学、在学中に白竜や原田真二などのバックバンドとしてミュージシャンとしての活動を開始する。
3月23日「TM NETWORK 2012-2015(仮)」Blu-ray7枚組豪華盤BOX(数量限定生産)でリリース決定 https://t.co/jVJsvCe2PH #tmnetwork pic.twitter.com/MxSFNFdhdU
— TM NETWORK (@tmnetwork_2014) January 22, 2016
1984年4月21日、音楽ユニット・デジタルバンドのTM NETWORK(TMN)としてデビュー。
TMNは小室哲哉がシンセサイザー・キーボード、宇都宮隆がボーカル、木根尚登がリズムギター・ピアノとして伝説が始まる。
現代の若者でもTMNの当時の曲を知っているかもしれない。
TMNが1987年4月8日に発売した10枚目のシングル「Get Wild」はテレビアニメ「シティーハンター」のエンディングテーマだ。
当時のTMNについて、キュレーションドットコムの編集長、kaikeiに聞いた。
kaikei、TMNについて語る
「男も女もTMNに憧れていましたね。TMNの代表的な歌でもある『Self Control』、トルコ行進曲のイントロから始まるバラードの『Human System』、映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌の『BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~』…。語るだけであの頃を思い出して涙が出そうです」
ーkaikeiのTMNのおすすめ曲はなんですか?
「”Revolution” ノートに、書きとめた、言葉。明日を、さえぎる壁、のり越えて、ゆくこと」
ー1988年の映画「ぼくらの七日間戦争」の主題歌「SEVEN DAYS WAR」ですね
「そう、『SEVEN DAYS WAR』のメロディーは感動的です。シングルは1988年の7月に発売され、8月に映画が公開されました。『SEVEN DAYS WAR』を聞けばいつでも1988年の匂いや空気、肌触りまでも思い出します」
ーTMNのメジャー曲ですね
「TMNに限らず音楽ではコアなファンほど、メジャーでない曲が好きと言いますよね。それこそ邪道です。売れた曲には理由があり、多くの人の思い出を伴って共感を呼び、何百年たっても生き続ける。それが音楽です」
「そして、小室哲哉の音楽は何百年間も生き続けていくでしょう」
小室哲哉の名言
「音楽は気分が悪かろうが、良かろうが、才能があれば、感受性さえ研ぎ澄ませばみんなに愛される楽曲は創れる。
僕がひとりの音楽家として断言できる」
2016年11月28日、覚醒剤使用の疑い ASKA元被告を逮捕へのニュースに対して
小室哲哉特集
・小室哲哉特集1、「世界のTK」 その音楽は永遠の記憶
・小室哲哉特集2、タイトル未定
・小室哲哉特集3、タイトル未定
・小室哲哉特集4以降、連載があるか未定