KADOKAWA、サイバー攻撃で社長のXのアカウントの乗っ取り被害か 「NEWSPICKSの報道による犯罪者グループとの関係の変化」
KADOKAWAでのグループ全体でのサイバー攻撃によるシステム障害の騒動が止まらない。
同社の川上量生取締役は6月24日、X(旧ツイッター)で「KADOKAWA社長の夏野剛のXアカウントが乗っ取られました」と報告した。
先ほど、KADOKAWA社長の夏野剛のXアカウントが乗っ取られました。これはNEWSPICKSの報道による犯罪者グループとの関係の変化によるものです。脅迫中の事案について報道をするというのはこう言うことです。
NEWSPICKSは今後起こる同様の事象について責任をとる覚悟でもって報道されたのでしょうか?— かわんご (@gweoipfsd) June 24, 2024
KADOKAWAは6月22日、NewsPicksの報道について「犯罪者を利するような、かつ今後の社会全体へのサイバー攻撃を助長させかねない報道を行うメディアに対して強く抗議をするとともに、損害賠償を含めた法的措置の検討を進めてまいります」と抗議している。
川上取締役は、サイバー攻撃の被害について「弊社に非難されるべきことはある」としながらも、「今は、まだ犯罪者グループと弊社は戦っている最中」と指摘。
NEWSPICKSに対して「なぜ、今、報道する必要があったのかを問いたい」と述べた。
現在、弊社は全力で会社と社員と、何よりユーザーのみなさまのデータを守るために必死に頑張っています。
そもそもハッキングをされたこと、それへの対応、最終的な結果、全てにおいて弊社に非難されるべきことはあるでしょう。それらの責任について弊社はもとより逃げるつもりはありません。…— かわんご (@gweoipfsd) June 24, 2024
もっとも、川上取締役の主張に賛同する声ばかりではない。
SNSでは「サイバー攻撃を受けたのだからパスワード変更をすべきでは」「KADOKAWAのシステムと関係ない」「責任転嫁だ」との意見も見られる。
中には「このツイートの方が乗っ取り被害に遭っているのでは」と警戒する声もあった。
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