ビートルズ×なろう系の異世界転生が合体 もしも自分以外がビートルズを知らない世界だったら? 北米で高評価の映画「イエスタデイ」は10月11日公開
人類を代表するロックバンド「ザ・ビートルズ」を題材に、「なろう系」と呼ばれる異世界転生風な映画を作ればどうなるだろうか。
「もしも自分以外の誰もザ・ビートルズを知らない世界になってしまったとしたら!?」
そんな題材の映画「イエスタデイ」が日本で10月11日、公開される。
一人のミュージシャンが「ビートルズ無双」をして、駆け上がっていくストーリーだ。
ある日、世界中の人間が突然にザ・ビートルズの記憶を無くしてしまう。
そのビートルズの名曲を覚えているのは悩めるシンガーソングライターのジャックだけ。
ジャックが「イエスタデイ」や「レット・イット・ビー」を披露、周囲は涙目で感動するも誰の曲かもわからない。
そこからジャックはビートルズの曲をオリジナルのものとしてスターへの道筋が始まり、恋愛要素もある。
映画は海外で有名な監督や脚本家が手がけ、6月28日に公開した北米では専門家から高評価を得ている。
(詳細は映画公式サイトで)
【ユニバーサル・ピクチャーズ公式による映画「イエスタデイ」予告】
このストーリーに、日本のビートルズファンから期待の声が湧き上がってきた。
映画館で予告を見た男性は「ワイもよく、過去にタイムスリップしてミスチルやサザンのヒット曲をリリースしまくってスターになってウハウハな世界を妄想して楽しんでたけど、正にその妄想を映像化してくれた作品!!」と興奮。
中学生時代に「イエスタデイ」のふざけた替え歌を作り、ギターをかき鳴らした男性も「ビートルズでなろう系の物語は絶対に日本人にうける!『ボヘミアン・ラプソディ』のクイーンよりビートルズの方が売れるんや!」と声をあげた。
ザ・ビートルズは1960年代から1970年にかけて活動したイギリス・リヴァプール出身のロックバンド。
有力な世界の音楽誌の「歴史上で最も人気のあるアーティスト」系のランキングではだいたい1位。
ビートルズブームは世界各地、そして日本でも何度も起きている。
1940〜1950年代生まれの人間をビートルズ第一世代と呼ぶ向きもあるが、1970〜1980年代生まれにとってもビートルズは若者に人気のミュージシャンだった。
映画「イエスタデイ」が2019年に日本で公開されることにより、また現代の若者で何度目かのビートルズブームが起きるだろう。