
経済誌、みのミュージックリスナーが選ぶ最高の邦楽アルバムランキングに対抗
最高の邦楽アルバムとは何か?
音楽評論家のみの氏が3月に発表した「第2回みのミュージックリスナーが選ぶ最高の邦楽アルバムランキング」が議論を呼んでいる。
みの氏はTwitterなどSNS上での反響を受けて4月26日にnoteで「【第2回】みのミュージックリスナーが選ぶ最高の邦楽アルバムランキング完全版2026Ver.」との記事を公表。
「個人的には、あのランキングは現在の国内における洋楽好きの「中央値」にかなり近いものになったのではないか」と感想を述べた。
一方で、Twitterなどではランキングに対して批判が集中。
「あの曲が入っていない」「あの曲が上位はおかしい」などの感情論が巻き起こっている。
しかし、同ランキングはそもそも「みのミュージックリスナーが選ぶ」ランキングだ。
ランキング選定者をランダムで選んでいない限り偏りが生じるのは必然。
埼玉県のさいたま市浦和区で「好きなサッカー選手は?」と聞けば浦和レッズの選手が多く選ばれるのも当然だろう。
では、みのミュージックリスナー以外で「最高の邦楽アルバムランキング」を調査すればどうなるか?
経済誌キュレーションドットコムが緊急調査した。
経済誌キュレーションドットコムが選ぶ 最高の邦楽アルバムランキング100
100位 ZARD/TODAY IS ANOTHER DAY
99位 L⇔R/LAUGH + ROUGH
98位 King Gnu/THE GREATEST UNKNOWN
97位 ゆらゆら帝国/空洞です
96位 DEEN/DEEN SINGLES+1
95位 WANDS/PIECE OF MY SOUL
94位 ORANGE RANGE/musiQ
93位 Hi-STANDARD/ANGRY FIST
92位 スチャダラパー/5th WHEEL 2 the COACH
91位 Official髭男dism/Editorial
90位 FIELD OF VIEW/SINGLES COLLECTION+4
89位 Mrs. GREEN APPLE/ANTENNA
88位 RIP SLYME/TOKYO CLASSIC
87位 SIAM SHADE/SIAM SHADE IV・Zero
86位 T-BOLAN/SINGLES
85位 あいみょん/瞬間的シックスセンス
84位 PRINCESS PRINCESS/LOVERS
83位 RHYMESTER/ウワサの真相
82位 竹内まりや/REQUEST
81位 BUCK-TICK/悪の華
80位 AKB48/神曲たち
79位 YOASOBI/THE BOOK
78位 布袋寅泰/GUITARHYTHM
77位 10-FEET/REALIFE
76位 ケツメイシ/ケツノポリス3
75位 ポルノグラフィティ/foo?
74位 back number/ユーモア
73位 Ado/残夢
72位 RCサクセション/RHAPSODY
71位 黒夢/FAKE STAR〜I’M JUST A JAPANESE FAKE ROCKER〜
70位 access/DELICATE PLANET
69位 KOHH/MONOCHROME
68位 大滝詠一/A LONG VACATION
67位 BRAHMAN/A MAN OF THE WORLD
66位 大塚愛/LOVE JAM
65位 Dragon Ash/Buzz Songs
64位 ONE OK ROCK/Nicheシンドローム
63位 中島みゆき/大吟醸
62位 YELLOW MAGIC ORCHESTRA/SOLID STATE SURVIVOR
61位 Vaundy/replica
60位 BUDDHA BRAND/病める無限のブッダの世界 〜BEST OF THE BEST(金字塔)〜
59位 LINDBERG/LINDBERG III
58位 キングギドラ/空からの力
57位 荒井由実/ひこうき雲
56位 藤井風/HELP EVER HURT NEVER
55位 NUMBER GIRL/SAPPUKEI
54位 Every Little Thing/Time to Destination
53位 Cornelius/FANTASMA
52位 THE BOOM/THE BOOM 2
51位 Nujabes/Modal Soul
50位 山下達郎/FOR YOU
49位 米米CLUB/K2C
48位 宇多田ヒカル/First Love
47位 くるり/THE WORLD IS MINE
46位 はっぴいえんど/風街ろまん
45位 ASIAN KUNG-FU GENERATION/ソルファ
44位 大塚愛/LOVE PUNCH
43位 Dragon Ash/Viva La Revolution
42位 氷室京介/FLOWERS for ALGERNON
41位 MONGOL800/MESSAGE
40位 globe/globe
39位 Hi-STANDARD/Growing Up
38位 DREAMS COME TRUE/The Swinging Star
37位 aiko/夏服
36位 フィッシュマンズ/空中キャンプ
35位 ELLEGARDEN/Pepperoni Quattro
34位 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/ギヤ・ブルーズ
33位 BLANKEY JET CITY/C.B.Jim
32位 椎名林檎/無罪モラトリアム
31位 RADWIMPS/RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜
30位 SPEED/MOMENT
29位 尾崎豊/十七歳の地図
28位 CHAGE and ASKA/TREE
27位 BUMP OF CHICKEN/jupiter
26位 LUNA SEA/STYLE
25位 B’z/SURVIVE
24位 L’Arc〜en〜Ciel/HEART
23位 aiko/桜の木の下
22位 GOING STEADY/さくらの唄
21位 浜崎あゆみ/LOVEppears
20位 銀杏BOYZ/君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
19位 TM NETWORK/CAROL -A DAY IN A GIRL’S LIFE 1991-
18位 CHAGE and ASKA/RED HILL
17位 スピッツ/ハチミツ
16位 THE BLUE HEARTS/YOUNG AND PRETTY
15位 浜崎あゆみ/A BEST
14位 Mr.Children/DISCOVERY
13位 ZARD/OH MY LOVE
12位 THE YELLOW MONKEY/SICKS
11位 BOØWY/PSYCHOPATH
10位 GLAY/BELOVED
9位 B’z/RUN
8位 LUNA SEA/MOTHER
7位 X JAPAN/BLUE BLOOD
6位 BOØWY/BEAT EMOTION
5位 THE BLUE HEARTS/THE BLUE HEARTS
4位 B’z/LOOSE
3位 Hi-STANDARD/MAKING THE ROAD
2位 Mr.Children/深海
1位 GLAY/REVIEW ~BEST OF GLAY~
ランキングトップ10の背景
2015年に発足した経済誌キュレーションドットコムではネットの経済誌という性質上、読者は40代が多い。
上位にはGLAY、Mr.Children、Hi-STANDARDなど、10代の多感な時期に活動を開始したアーティストが並んだ。
特筆すべきは1位のGLAY「REVIEW ~BEST OF GLAY~」だ。
読者からは「通学中のウォークマンで聴き続けた」「初めてのカラオケではGLAYを友達と合唱した」などの声が並ぶ。
2位の「深海」などMr.Childrenは軒並み上位にランクイン。
「俺たちの青春はミスチルそのもの」「当時に洋楽かぶれで邦楽嫌いの人間でさえミスチルは歌えた」「今では子供と一緒にミスチルのライブに行く」など伝説的と評価する声が多い。
3位はキュレーションドットコムの読者層らしくHi-STANDARDの名盤「MAKING THE ROAD」が登場。
「ハイスタを知ってギターを始めた」「ken君を真似てギターの位置を低くした」など熱狂的な声が集まる。
デビュー当時ではハイスタの楽曲はカラオケに無かったため、カバー曲だった「SATURDAY NIGHT」や「My first kiss」のスピードを最速にして歌った高校生も多いという。
今ではレジェンドとなったB’zも40〜50代はデビュー当時を知る。
B’zを初期から知る50代女性は「最初の頃の稲葉さんは短パンがダサかった」と笑顔で振り返る。
ランキングでは4位に「LOOSE」、9位に「RUN」、25位に「SURVIVE」と実力を見せた。
THE BLUE HEARTS、BOØWY、X JAPAN、LUNA SEAと上位10曲は重鎮の名盤が並ぶ。
女性ボーカル ZARDが健闘、浜崎あゆみやaikoも強い
女性ボーカルとして最上位になったのは13位のZARDで「OH MY LOVE」。
1993年の6thシングル「負けないで」で大爆発し、1994年に発売された同アルバムは200万枚の大セールとなった。
「今でもZARDを聞くと当時を思い出す」「村上春樹の小説を読みながらZARDを聞いていました」「不慮の事故さえなければ今でもZARDのライブに行っていた」と感傷的になる読者もいる。
15位は浜崎あゆみの「A BEST」。
時代の寵児となった浜崎あゆみが2001年3月に発売した自身初のベストアルバムだ。
収録曲の「Boys & Girls」や「SEASONS」はタイトルを見るだけで歌詞が頭の中に浮かんでという。
今も精力的にライブ活動を続けるaikoからは「桜の木の下」が23位にランクイン。
シングル「桜の時」「花火」「カブトムシ」を含む名盤は今になって聞いても、今になってライブで聞いても色褪せない。
絶え間なく注ぐ愛の名を




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