売り上げがマイナスの決算 LINE証券、売上高マイナス4700万円 最終赤字は39億円 2019年12月期





売り上げがマイナスの決算 LINE証券、売上高マイナス4700万円 最終赤字は39億円 2019年12月期

売り上げがマイナスで最終損益は大赤字という珍しい決算が出てきた。

LINEのアプリ経由で株式や投資信託を購入できる「LINE証券」は4月20日、2019年12月期の決算を官報で公表した。

純営業収益(証券会社の売上高)はマイナス4704万円、営業損益は39億円の赤字、最終損益も39億円の赤字だった。

【LINEの2019年12月期の決算】

LINE証券はLINEの金融事業子会社であるLINE Financialと野村HDが共同で設立した。

アプリで簡単に株などを売買できるLINE証券は2019年8月にサービスを開始。

一般的なネット証券と異なり、1株数百円と小口で株の売買ができるのが特徴だ。

サービス開始時に赤字となる企業・事業は珍しくないものの、純営業収益(売上高)がマイナスになるのは珍しい。

なお、純営業収益とは広い意味で証券会社の売上高に相当するもので、手数料収入とトレーディング損益、金融収入を合わせたものから金融費用を差し引いたもの。







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