IPOで「資料等の紛失」が事業リスクに、引受証券会社の従業員がうっかり KIYOラーニング上場で三菱UFJモルガン・スタンレー証券





IPOで「資料等の紛失」が事業リスクに、引受証券会社の従業員がうっかり KIYOラーニング上場で三菱UFJモルガン・スタンレー証券

日本の新規上場(IPO)で珍事が発生した。

個人向けオンライン資格講座などを手がけるKIYOラーニング社が7月15日にマザーズ市場に上場する。

6月12日に公開された同社の有価証券届出書の「事業等のリスク」に見慣れない内容が入っていると話題だ。

(KIYOラーニング:有価証券届出書

事業等のリスクでは財務諸表に影響を与える可能性があるものが列挙されており、一般的には形式的なものが並ぶ。

ただ、同社はリスクとして「引受審査のための資料等の紛失について」と記載。

上場の際にKIYOラーニング社が引受証券会社に対して交付した資料を、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の従業員が2020年5月に紛失したと公表した。

【KIYOラーニング社の有価証券届出書より抜粋】

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の従業員が紛失した資料には社内管理情報など一般に公表されない内容も含んでいるという。

KIYOラーニング社は「本件資料の内容等が第三者によりSNS等で拡散される等した場合、当社株式が上場した後の当社株式の取引や市場価格に影響を及ぼす可能性があります」としている。







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