幻冬舎の見城徹社長、NewsPicksに怒り 「あらゆることが身勝手過ぎる」
著名な編集者で幻冬舎の見城徹社長が2月27日、経済キュレーションサイト「NewsPicks(ニューズピックス)」に対して怒りをあらわにした。
見城社長はツイッターで「NewsPicksが今までパートナーシップを組んでやって来たNewsPicks Bookを突然、自分たちだけでやると通告して来た」と指摘。
NewsPicks(NP)に対して「義理、仁義、礼儀、恩義といった『義』に関するものが一つもない」「あらゆることが身勝手過ぎる」など憤りを隠さない。
「NewsPicks Book」とはNewsPicksと幻冬舎のカリスマ編集者の箕輪厚介氏らが2017年4月に創刊。
毎月に刊行、NewsPicksアカデミア会員には本を自動で届ける仕組みでスタートした。
代表的な作品にメタップスの佐藤航陽会長の「お金2.0」、筑波大学准教授・学長補佐でメディアアーティストの落合陽一氏の「日本再興戦略」などがある。
NewsPicksが今までパートナーシップを組んでやって来たNewsPicks Bookを突然、自分たちだけでやると通告して来た。どれだけ幻冬舎を利用して来たと思っているんだ。この会社には義理、仁義、礼儀、恩義といった「義」に関するものが一つもない。今は勢いが良くてもこういう会社は必ず滅びる。
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年2月27日
NewsPicksはあらゆることが身勝手過ぎる。都合が良過ぎる。随分と我慢をしたがもう限界だ。目には目を、歯には歯を!実態を伴わない株価など下がればいいのだ。
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年2月27日
見城社長はNewsPicksを運営するユーザベース社についても「実態を伴わない株価など下がればいい」と言及。
見城社長の13時前後の発言後、ユーザベースの株価は13時25分前後に27日午前終値の2664円から5%安の2532円まで下がる場面があった。
今後について見城社長は「目には目を、歯には歯を!」となんらかの対応措置を講じる姿勢を見せた。
これを受けてのNewsPicks運営、ユーザベース社の反応に注目が集まっている。