ワイやで。
世の中には色んなキュレーションサイトが生まれているようだ。
ワイのサイト「キュレーションドットコム」にもライバルになるサイトが勢いづいている。
国際政治を中心にユーザーで議論を重ねるサイト『Platnews(プラットニュース)』や。
その代表の室橋氏とワイとの歓談をご覧ください。
プラットニュースへのリンクはこちら。
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◾️ちゃんとインタビューをしに行ったんやで
kaikei「Platnews(プラットニュース)って何や?」
室橋氏「政治ニュースはここを見ればいい、 そんなサイトを目指しています。現在のメディアは政治ネタが弱いと思い、 去年の6月に株式会社Platnを設立しました。海外ニュースや国内ニュースを解説するオリジナル記事も1日数本 作っています」
kaikei「強みはなんや?」
室橋氏「 多くの政治学者に会いに行って寄稿やサービスを使ってもらうよう にお願いしてきました。 政治ネタだと偏った意見が多くなりがちです。学者のバランスの取れた意見や質の高い記事を多くの 人に届け、建設的な議論ができる場所にしていきたい」
kaikei「政治ニュースってニッチすぎない?」
室橋氏「 今までの日本は経済が右肩上がりで特に政治を気にしなくても生活が できてきました。今後は負担の分配の時代になり、 政治に左右される人が多くなってくると思います」
kaikei「政治は若者にとって重要だもんね」
室橋氏「将来への不安だったり、 ネット選挙や18歳選挙権など制度も色々変わってきて、 最近の若者は政治に関心を持っている人も多いように感じます」
室橋氏「政治についてわかりやすく解説したり、 適切なアジェンダセッティングをしているメディアがほとんどないので、そこをやりたいと思っています。 エンタメなどは対象にしていないので、 ユーザーの絶対数はそこまで求めていません」
kaikei「ユーザー数にこだわらないんや」
室橋氏「若者や政治に関心ある人、 政治関係者をメインの読者と想定しています。 ある程度規模が大きくなったら、 政治に興味ない人にも関心を持ってもらえるようなコンテンツを作 っていきたいです」
室橋氏「まずは、オリジナル記事をもっと増やしていって、 政治に関心ある人を集めたいと思っています。その後、 国民の声を政治に反映させられるようなプラットフォームを作って いく予定です」
kaikei「広い世界を見ているようやな」
室橋氏「早めに英語版も作り、 グローバルイシューに対して、 言語の壁を超えて日本と海外の人が議論できるようなサイトを目指 していきたい。 例えばこの前の慰安婦問題も韓国側の意見も見れるように」
kaikei「プラットニュースのデザインがNewsPicksに似てるね」
室橋氏「 最初はニュース単位で議論を行うようなプラットフォームを作ろう と思い似せていましたが、 課題が見つかったので今は大幅な改良を進めている段階です。 今後はニュース単位ではなく、 政策などをベースに議論できるようにする予定です」
「NPさんがうまくいったのはデザインよりも人だと思っていて、 そういう意味ではメインターゲット層が違いますし、 NPさんが作っているようなビジネスネタは扱わないですね」
kaikei「室橋氏はどっからこんなモチベーションがわいてくるんや」
室橋氏「小さい時から途上国の貧困の現状を見てきました。 これは極端な例ですが、 3歳で亡くなる子供などは完全に環境に依存しており、 その環境を作ったのはやはり大人の責任でしょう」
「ニュースを軸にしたコミュニティを作り、 もっと社会問題が発見され、 解決にも結びつけられる環境を作りたい。 当事者などの問題に詳しい人と解決できる人のマッチングなど」
「もっともこれは人生のテーマでありメディア以外にもやりたいこと はたくさんあります。まずは最も影響力の大きい言論空間を変えていきたいと思っていま す」
kaikei「フェイスブックやLINE、 日経とかブルームバーグが同じように政治で議論する場所を作った らプラットニュースは潰れない?」
室橋氏「先ほど述べた課題を解決できれば良いので自分だけで やりたいとは思っていません。 政治ネタはなかなか入って来にくいと思います。仮に大手が参入してきても、 それまでにPlatnewsの存在感があれば一緒にやれるでしょ うし」
kaikei「なんかすごいね。尊敬するわ。ワイはガチで応援してるで」
室橋氏「頑張ります!」
◾️まとめ
こうしてまた、立派な人間が育っていくんやね。
世界は常に動いているんやなぁ。