相撲業界が激震、元横綱の暴行事件は収束せず
相撲業界が大きく荒れている。
横綱の日馬富士が貴ノ岩を殴って大ケガをさせた暴行事件が収束しない。
加害者の日馬富士は相撲を引退、被害者の貴ノ岩の親方である貴乃花親方と八角理事長を中心とした相撲協会との対立が報じられている。
被害者側の貴乃花親方は騒動を相撲協会内部で片付けようとせず、警察のみに情報を提供しているようだ。
いろいろな思惑が巡る中、貴乃花親方が従来の相撲業界の伝統を嫌って相撲の新団体を設立するのではないかとの観測も広がる。
経済誌キュレーションドットコムは貴乃花親方の動向について緊急調査を実施した。
貴乃花親方が新団体を設立と仮定、インターネットでは圧倒的な支持
元横綱の日馬富士の暴行事件により、相撲協会が大きな騒動になっています。暴行事件の被害者、貴ノ岩を守ろうと貴乃花親方と相撲協会の緊張感が高まっています。貴乃花親方が第二相撲協会となる「新日本相撲協会」を設立した場合、あなたはどちらを支持しますか?#相撲協会 #貴乃花 #日馬富士
— kaikei@FF外から失礼するフレンズ (@CmKaikei) 2017年12月3日
貴乃花親方が第二の相撲協会として「新日本相撲協会」を設立した場合どうなるかを12月3日の21時30分〜23時の間に緊急調査した。
結果は「貴乃花親方の新日本相撲協会を支持する」との答えが75%で圧倒的な支持率だった。
従来の日本相撲協会の支持、もしくは双方を支持しないとの回答も少数だ。
暴行事件の発覚後、多くのメディアが貴乃花親方は相撲協会に非協力的との側面を報道してきた。
一方、ツイッターなどインターネットでは「度を越した暴行事件であり、相撲協会の内輪で解決しようとしない貴乃花の姿勢は共感できる」との声が多い。
かつての相撲協会では2011年に八百長問題が発覚、春場所が中止になり多数の力士が引退する事件が起きた。
貴乃花親方は八百長ではなくガチ(真剣勝負)志向と見られており、貴乃花親方が主導する新日本相撲協会ではより魅力的な相撲が見られるのではないかとの期待も広がっている。
日馬富士の暴行事件、これまでの経緯
10月25日:日馬富士が食事会で貴ノ岩を暴行する
10月29日:貴ノ岩と貴乃花親方が鳥取県警に被害届を提出
11月12日:九州場所の初日から貴ノ岩が休場
11月14日:日馬富士が貴ノ岩への暴行を認めて謝罪
11月17日:日馬富士が鳥取県警から傷害容疑で任意の事情聴取
11月22日:日本相撲協会による貴ノ岩の調査依頼について、貴乃花親方が拒否
11月27日:横綱審議委員会が「厳しい処分が必要」との見解
11月29日:日馬富士が暴行問題により引退を届け出
11月30日:暴力問題を調査する危機管理委員会が中間報告を発表
同日:日本相撲協会の理事会でも貴乃花親方が協会への情報提供を拒否
12月20日:日本相撲協会の臨時理事会で貴乃花親方が降格処分を受ける可能性が浮上