予言士、経済誌がフジの月9ドラマ「カインとアベル」の最終回を便乗批判すると指摘
ドラマの花形番組、フジテレビの月9ドラマが19日、最終回を終えた。
山田涼介と桐谷健太、倉科カナたちによるドラマ「カインとアベル」の視聴率は伸び悩んだ。
最終回で「カインとアベル(略称:カイアベ)」は経済誌に挑戦的なストーリーを持ってた。
経済誌キュレーションドットコムは予言する。
いくつもの経済誌がPVを稼ごうと、ドラマ「カインとアベル」の最終回で株式会社を題材にした記事が乱立するだろう。
カインとアベルの最終回の簡単なまとめ
山田涼介が弟、桐谷健太が兄で二人は上場企業の高田総合地所という大手不動産会社を一族「高田家」で経営している。
山田涼介が調子に乗り過ぎて敵に騙されて刑務所に入り、高田総合地所の株価が下がる。
騙した敵は高田総合地所の株価を下げて株式を取得して会社を乗っ取ろうとした。
しかし、山田涼介と桐谷健太の兄弟、社長の高嶋政伸、会長の平幹二朗たち経営陣の「高田家」が頑張った。
社長の高嶋政伸の兄弟の南果歩の4回目の旦那の資金によりMBO(マネジメント・バイアウト)をちらつかせて敵からの乗っ取りを防いだ。
山田涼介たち高田家の活躍により高田総合地所は守られた、これからも会社は安泰なんだ。
南果歩は会社の役員になったけど、新婚旅行にいってきます。
高田家万歳!高田総合地所万歳!
経済誌からカインとアベルの最終回で批判まったなし
カインとアベルの最終回は株式市場の観点から多くの問題があった。
劇中に出てくる高田総合地所は上場企業だ。
経営陣は会長や社長の家族が選ぶのではなく株主が選ぶ。
上場企業では誰が株を買うのかは自由だ。
「誰々に株を買われたくない、乗っ取られたくない」というのは現経営陣の属人的な話であり、会社の問題ではない。
資金を持つ者が企業を買収するという行為は悪ではなく、普通の経済活動である。
一方、ドラマ「カインとアベル」では高田総合地所を買収しようとする人物を悪、守ろうとする高田一族を善人であるかのように描いた。
だが、高田総合地所が何者かに買収されても会社が潰れるわけではない。
買収とは会社の株主が変わるだけであり、従業員の解雇や事業の清算などに直接は結びつかない。
また、会社が買収された時の新しい株主と経営陣は現状より素晴らしい会社を作り上げる可能性がある。
会社が買収される=現在の従業員にとって悪いこと。
そんな誤解をカインとアベルの最終回は一般視聴者に与えてしまったかもしれない。
予言士、2016年12月19日23時20分時点で指摘
経済誌キュレーションドットコムは2016年12月19日23時20分、予言する。
いくつもの経済誌がドラマ「カインとアベル」の最終回を題材に、株式会社や株式市場の説明をする記事をあげるだろう。